ライブレポート 「4バンド対バンライブ@伊丹オールウェイズ」

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2024年8月3日(sat) 伊丹オールウェーズで、対バンライブをするので参加しませんか?とサックスの大澤さんからお誘いがあったのは、まだ4月だったと思います。

20周年を迎えられた「Ohsawa Jazz Band」のバンマスの大澤さんとは、数年前から音楽を通じて知り合い、何か一緒にできたら良いですねとしばしばラブコールを送っておりました。今年の高槻ジャズストリートにも一緒にエントリーしたのですが落選してしまい、ご一緒する機会を逃していただけに、とても嬉しいお誘いでした。ドラム、ベース、ピアノのメンバーも揃えて下さり、「Ohsawa& Resonate with Friends」が誕生😀

メッセンジャーでグループを作り、全員参加でやりとりが始まりました。あまり多いとまとめにくくなるので、候補曲に関しては私と大澤さんである程度絞って、グループへ送るという形にしました。

Resonateのレパートリーの曲は、二人の演奏を参考音源にしてもらうため、ライン録りをしてYoutubeの限定公開にして共有しました。keyが決まったら、リズム、テンポ、イントロからソロ、エンディング、たくさん伝えることがあります。それを伝えるのは音源が一番。

音源、楽譜を作成しYoutubeにアップする作業をしてリハーサルの日までに各自練習できるように準備をしました。

メンバーそれぞれ別のライブに追われ、なかなか先のことまで取り組めないのが現実ですが、私たちにとっても良い練習になりました。

それから数か月たち、いよいよリハーサルの日、すでに本番の4日前😅

新大阪にあるCatwalkスタジオで、まさに初顔合わせのリハーサル。ボーカル曲に力をいれたいという大澤さんの御意向があり、インストを2曲から1曲に変更されました。

実は出来てきたフライヤーを見ると、4バンド対バンライブのうち、あとの3バンドはインストJazzbandでしたから、まあ曲が被る心配はないにしても、ボーカルが一人だと目立ちそう・・・と内心冷や汗が😓Jazzの場合は、フロントがその場の状況でソロをまわしたり仕切らないといけませんから、いつも以上にいろいろ考えながら進めなくてはいけません。

2時間のリハーサル、1回きりで、次は本番。アレンジものを完全コピーした曲もあったのですが、みんな把握の度合いがそれぞれ違う状態。どれだけ以前から音源を用意していても、1回のリハーサルでは難しいことがわかりました。しか~しもう時間がない!あとは当日までに覚えこむしか・・・

意識していなかったのですが、やはりプレッシャーを感じていたのでしょう。
ここにきていつもと違うコンディションで迎えた当日の朝・・・まさかの体調不良!声が出ない!
毎週ライブをやり、平日は仕事と練習の毎日、でもずっと元気で過ごしていたのに😭😭😭
焦っても仕方ないので、とりあえず昼まで安静にすることにして、無理に歌わずひたすらステージのイメージトレーニングをするとともに、復活を祈っていました。なんとかお昼ごろから徐々に元気が出てきてボイトレを再開できるまでに。夫のいたれりつくせりのサポートのお陰で無事自宅リハーサルもでき、予定通り出発することができました😊

そんなことがあったので、ステージでも「みんなが元気でそろってライブに出れることがとてもありがたい」といってしまったのですね。

伊丹オールウェイズに着くと、すでに大澤さんは冷たいビールで喉を潤しておられました🍺
知り合いの方のお顔が見え、テンションが上がっていきます。照明やビデオの設備が本格的なのがオールウェイズ。伊丹は初めてでしたが、お店に入ると正面奥がステージで、グランドピアノが目を引きます。多くの照明が並び、カメラも設置されております。

ステージが横に広いので、端と端の楽器の人は、音が聞き取りにくかったようですが、センターにいる私には全体の音が良く聞こえており、やりやすかったです。客席を端から端まで見渡せるのも良いですね。料金もリーズナブルだったし、また利用させて頂きたいと思いました😄🍻

ピアニスト社領さん、ライブの企画ありがとうございました。今度は寒いときにとおっしゃっていたので、真冬のJazzLiveかな?

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初心者からはじめて1~2年でライブをするまでに成長したバンドとおっしゃっていました。待ち時間も「緊張してる?」とメンバーにお声かけされていたマサックスさん。ピアノは昔、一度ご一緒したことがある「なごみん」練習熱心な彼女は確実に成長されていたと思います。

2)Ohsawa& Resonate with Friends
インスト「Just Friends」でスタート。オザタカさんもエピフォンで参加。「ジャズはなんちゃってだから」といいながら、しっかりソロもこなしJazzMenに溶け込んでいましたよ。

次にボーカル曲「Close to you」をゆったりした三連のアレンジで
そのあと、大澤さんとエピソードのある「Laughter in the rain」

どのようなエピソードかというと・・・
私たちが入籍した時に(2021年)お祝いにお贈り下さった曲なんです。雨の中でも二人でいると幸せ・・・といった内容です💕
大澤さんご自身も何か思い出の曲なのかなと思いインタビューしましたが、詳しくは聞き出せませんでした😅その他、スウィング、ボサノバ、ラテンなどバラエティ豊かな内容で歌もんがんばりました!

ラストは「Tristeza」
「Tristezaとは悲しみという意味。心に住み着いた悲しみよ、どうぞ遠くへ行っておくれ!前のように楽しく歌を歌いたい!幸せな日々に戻りたい!」そんな曲です。一緒に手を振ってくれたバンドさんたち、ありがとう!💖これで厄落としになったと思います!👍

3)The Best Efforts
トランペットとトロンボーンがフロントで、とてもかっこいいバンドで、ベーシストの方も存在感がありみなさんすごかったです。ピアノの音がとても好きでした。あとからyu-yuさんとお話したら、一度お会いしていたようです。どこかでつながっていることが多いものですね😊

4)Piazza di Rioko

ライブの企画をしてくださった社領さんのバンド。ギターの方が作曲されたという、イタリア語の名前がついた曲や、トランペッターによるボーカル&ソロで「But not for me」など趣向をこらした演奏ばかりでした。

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長期間、準備してきたイベントが終わってしまうと寂しくなるものですね。朝の不調がうそのように、歌って笑って乾杯して・・・全部クリアできたことは奇跡です✨
ほんとに感謝感謝です💖

大澤さん、「念願の共演!感激でした!楽しかったですね。」とコメントを下さいました。こちらこそ本当に楽しかったです。ありがとうございました!ベースの浜崎さん、2バンドかけもち、お疲れさまでした!ベースソロかっこよかったです💗

そして今までお会いしながらお話できなかったピアノの井上さんとご一緒できたことも、良かったな~音源もとてもよく聞いてくださっていましたし、プレイも素晴らしかったです。
ドラムの藤田さんともライブでは初共演でした!楽しかった!

藤田さん(Dr)井上さん(Pf)玉ちゃん来てれた!


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